宮沢賢治

森のゲリラ 宮沢賢治 西成彦

1997年2月、岩波書店から刊行された西成彦(1955~)の評論集。装画は木内達朗。 目次 1 東北文学論――植民地文学からクレオール文学へ カフカ 雑種的思考/複数の胸さわぎ コンラッド さまよえるポーランド文学 2 植民地の擬人法 音楽と食文化 3 植民地主…

宮沢賢治 森荘巳池

1944年1月、杜陵書院から刊行された森荘巳池による宮沢賢治の評伝。装幀・装画は栗木幸次郎。 この本は、宮澤賢治先生の、生まれてから死ぬまでの、一生のことを書いたものであります。この本は、童話でも小説でもありません。ですから、少しもかざったり、…

山村食料記録 森荘已池詩集

2003年11月、未知谷から刊行された森荘巳池の詩集。カバー写真はみやこうせい。 森荘已池氏に初めてお目にかかったのは、もう三十年あまり昔、一九七一年のことだった。『校本宮沢賢治全集』刊行のための全面的遺稿調査が始るに当たって、花巻の宮沢家で、編…

雨中謝辭 宮澤賢治詩集

1952年4月、創元社から刊行された宮澤賢治の遺稿詩集。編者は宮澤清六。 この詩集は「春と修羅」第二第三第四集のカード式詩稿から寫したものと、焼け残つたノートから収録したものとの二種類から成立つてゐる。前者は概ね全集所載の詩の第一稿又は異稿が大…

宮沢賢治とある死刑囚 佐藤寛

1965年3月、洋々社から刊行された佐藤寛(1893~1970)の随筆。佐藤は宮沢賢治研究誌「四次元」発行人。刊行当時は東京拘置所篤志面接委員。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

討議『銀河鉄道の夜』とはなにか 入沢康夫 天沢退二郎

1976年6月、青土社から刊行された入沢康夫と天沢退二郎による宮沢賢治「銀河鉄道の夜」に関する討議録。表紙、扉カットは宮沢賢治。 本書は、宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』に関して私たち二人が一九七〇年と一九七三年の二度にわたって行なった討議の記録(詩誌…