寺門仁
1993年6月、思潮社から刊行された寺門仁の詩集。 目次 演説 小麦色のポール・デルヴォーの女 平原で おかめさま 水仕事 木に育つ魚 林の中の店 転倒 玉川くだり おとずれ 良夜 途上 朝、ぼくが 都大路で 歌の夜 蝦蟇 断章 海へ 天体にあるもの 花花 半日 天…
1956年5月、青い花発行所から刊行された寺門仁の第1詩集。 この詩集は詩作の初期一九五〇年から一九五五年末までの六年間に作ったもの三○篇をあつめたエチュードである。 この第一詩集を踏み台として護るべきものを高く支えつ、更らに強力な実験に歩みたいと…
1986年7月、思潮社から刊行された寺門仁(1926~1997)の第9詩集。 目次 押す女 旬の墓地 どぶ遊女 華魁 浅草歌舞伎 縁閃、常陸遊女 華魁像 草内村 玉手箱 あんた、へ 鎮魂譜 小さな女 成田温泉 裏手 蛾とカリヴー 除幕 蛇珈琲館 松戸遊女 NDLで検索日本の古…
1965年9月、土橋治重の風社から刊行された寺門仁(1926~1997)の第2詩集。第5回室生犀星詩人賞受賞。 第一詩集から九年経った。その初めの六年間は根無草だったので、首を左右に伸ばして苦しむばかりで自滅に向っていた。 そのとき、土橋治重氏が「風」に誘…