小島信夫

原石鼎 二百二十年目の風雅 小島信夫

1992年9月、河出書房新社から刊行された小島信夫による原石鼎の評伝。1990年版の増補。 前から考えている漱石と虚子の違い、散文と韻文の違いについて俳句をめぐって書きはじめたが、虚子にともなって現れた原石鼎が面白くなり、その人と俳句とを辿ってみた…

島 小島信夫

1956年2月、大日本雄弁会講談社から刊行された小島信夫(1915~2006)の長篇小説。装幀は牛島憲之。 目次 第一章 魚をのせて来なかつた船 第二章 不埓な漁夫の失踪 第三章 見えない闖入者 第四章 眠りたがる男 第五章 詰所に残された記録(一)島が見えなく…