小沢信男

赤面申告 小沢信男詩集

1975年4月、朔人社から刊行された小沢信男(1927~)の第1詩集。 年少のころ、私は詩人でありたいと思いつめていた。すると天の感ずるところにや、詩が毎日のように湧いてきて、私はそれをノートに書きとめればよいのだった。やがては一冊の詩集が編めるだろ…

わが忘れなば 小沢信男

1965年11月、晶文社から刊行された小沢信男(1927~)の第1著作集。装幀は平野甲賀(1938~)。 これは私の第一創作集です。 作品の配列は、近作二篇で旧作九篇をサソドヰッチにしました。 書いた順にならべると、次の通りになります。 「新東京感傷散歩」(…

んの字 小沢信男句集

2000年4月、大日本印刷ICC本部から刊行された小沢信男(1927~)の句集。編集は本とコンピュータ編集室。ブックデザインは平野甲賀(1938~)。 以下、遺作集成のつもりで本書の内訳を申告します。 最初の句集『東京百景』は、一九八五年八月に名古屋豆本第…

足の裏 小沢信男句集

1998年8月、夢人館から刊行された小沢信男(1927~)の句集。装幀は直井和夫。 一九八五年夏に『句集・東京百景』を、名古屋豆本第九十四冊として、板元の亀山巌氏が作ってくださった。百景とはいえ中身は六十句。その二年ほどまえに庄司肇氏の個人誌「きゃ…