小野十三郎

墓を数えた日 瀧克則詩集

1997年11月、書肆山田から刊行された瀧克則の第1詩集。装画は浜田洋子。第1回小野十三郎賞受賞作品。 目次 乾湿系 岩魚 天然 水の耳 墓を数えた日 風の居場所 聴音 蟬殼 空の眼差し 道の記憶 葛城 遺品 義眼 眼を描く人 古い手紙 草の茂み 金色の河 湯 椅子 …

コルシカの薔薇 牧羊子詩集

1954年7月、創元社から刊行された牧羊子の第1詩集。装幀は富士正晴。牧は開高健の妻。 目次 ・化粧 海 化粧 窓 魚の骨のある風景 冬の都 河 道子 ある抽象的な 鏡の中 ・X'mas Tree 街に 白昼夢 龍宮 X'mas Tree かげろう 太陽の子 ・コルシカの薔薇 柵の中 …

新しい詩の作り方 小野十三郎

1950年4月、平和出版社から刊行された小野十三郎の詩論集。 目次 まえがき 中野重治 1 だれが詩を書いているか 2 苦しい生活の中で 3 ある少女たちの場合 4 夢を見る知新 5 借ものの頭では詩は書けぬ 6 「瞳は精神よりも欺かれることが少ない」 7 子…

異郷 小野十三郎詩集

1966年10月、思潮社から刊行された小野十三郎の詩集。装幀は伊原通夫。 目次 雲も水も 花びら サイゴンの南方メコン川下流のデルタ 落葉の下 自然も斗いに参加する スカンボの花とチヨウデの花 紅葉1 紅葉2 シェーラの山 城砦 北越雪譜 毛先生の七律 古い…

詩と創造 その精神と方法  小野十三郎

1956年12月、理論社から刊行された小野十三郎による詩論・現代詩入門書。「私の大学・文学の教室」シリーズの5。 私は、すでにこれまでに、詩の手びきのような本を三冊書いています。この本もいくらかそういうおもむきがないことはありませんが、ここでは、…

小野十三郎ノート 別冊 寺島珠雄

1997年10月、松本工房から刊行された寺島珠雄(1925~1999)による小野十三郎(1903~1996)評論集。装幀は奥野章。 去年、一九九六年の十月八日に小野十三郎さんが亡くなった。まもなくまる一年という日にこのまえがきにとりかかっている。 小一年の間に、…

日は過ぎ去らず わが詩人たち  小野十三郎

1983年5月、編集工房ノアから刊行された小野十三郎の随筆集。装幀は粟津謙太郎。 目次 Ⅰ 定住者の視界 大阪の道すじ サテン文化人 日記から 日は過ぎ去らず 私の会った人 海から見えるもの 定住者の視界 樹木の影 倒立する三角 ある詩の文体 シカゴ詩集 Ⅱ 同…

詩論+続詩論+想像力 小野十三郎

2008年10月、思潮ライブラリー・名著名詩選の1冊として復刊された小野十三郎(1903~1996)の詩論集。定本は1962年版。附録栞は、金時鐘「私の出会った人々」、冨岡多恵子「小野十三郎の死」、倉橋健一「小野十三郎管見」、寺島珠雄「『詩論+続詩論+想像力…

短歌的叙情 小野十三郎

1953年11月、創元社から刊行された小野十三郎(1903~1996)の評論集。 目次 韻からよみがえるもの 精神の中の短歌 短歌的叙情に抗して 新しい言葉の秩序とともに 奴隷の韻律 この短歌的なもの 弱い心 浪花節的旋律 叙情の変革について 俳句的表現について …

畦の薺 三井葉子詩集

1989年1月、富岡書房から刊行された三井葉子(1936~2014)の第14詩集。 目次 秋* 乱菊 秋の林檎 ほうずき 光る鍋 夕焼ける秋 秋祭 混ぜ酢 朝になると 浮いたところ おばさんの鏡 日中のカンナ 文字 春* 春の傷 弁当 桃 空の梅 のっと日の出る 濃く咲く梅 …

草のような文字 三井葉子詩集

1998年5月、深夜叢書社から刊行された三井葉子(1936~2014)の第17詩集。 目次 はなびら 藤の宿 夢一夜 畳屋街 萩の朝 秋が 咲いて出たら めじるし 川 表札のこと ∨の字 水鏡 藤 とんぼ 波間 われもこう 草のような文字 橅の墓 花 や とおりゃんせ 甘い冬 …

鯨のアタマが立っていた 青木はるみ詩集

1981年11月、思潮社から発行された青木はるみ(1933~)の第2詩集。第32回H氏賞受賞。小野十三郎に師事していた。 真夏の午後二時頃のメインストリートは、ふっと人影のとだえる暑さでした。一台のタクシーが降って湧いたように私の前方に停まり、ドアが開い…

自伝 空想旅行 日は過ぎ去らず 小野十三郎

朝日選書41として1975年に発行された。 文学学校に情熱をもやし、アラブの仲間と語らい、亡き友花田清輝を想う、そしてまたSLに胸を躍らせ、「南海ホークス」に一喜一憂する――読売文学賞に輝く大阪市井の詩人が綴る珠玉の散文。 目次 大阪の道すじ わがユー…

大阪―昨日・今日・明日― 小野十三郎

1967年8月、角川書店から刊行された小野十三郎(1903~1996)の21冊目の著書。 万国博は、東京ではなく大阪で開催される。大阪が、政治、経済、文化的に日本歴史上で果たしてきた役割は大きい。そして、それは今後も約束されているように思われる。だが、は…