山崎佳代子

海にいったらいい 山崎佳代子詩集

2020年10月、思潮社から刊行された山崎佳代子(1956~)の詩集。表紙画はカタリーナ・ザリッチ「塔」、装幀・組版は扉野良人。 目次 百年の海 ・野鳥ではなく 蜜と胡桃 熟れた葡萄 初冬の鳥 立ちあがる人 ぴぴぴぴ 地図 痒み 渇き 灯を消す ・岸辺で犬は 珍…

黙然をりて 山崎佳代子詩集

2022年3月、書肆山田から刊行された山崎佳代子の詩集。装幀は扉野良人、装画はカタリーナ・ザリッチ。 目次 お月さん、いくつ 春のこども、鎮魂 祈りの夜 螢となって マブイグミ、沖縄 砲弾池・モノクローム 旅は終わらない みえない水 その家 男と女 アラベ…

アトス、しずかな旅人 山崎佳代子詩集

2008年3月、書肆山田から刊行された山崎佳代子の詩集。装画はヴラディミル・ドゥニッチ。 目次 星の靴 なつなのに光がさむい おやすみなさいのとき 八月、たびだつ朝 彼岸花のころ もういない朝 もはや母の言葉ではなく ザンパノ 道、ひなぎく あなたは故郷…

みをはやみ 山崎佳代子詩集

2010年9月、書肆山田から刊行された山崎佳代子の第6詩集。装画はヴラディミル・ドゥニッチ。 目次 ゆるゆるとゆるめよ ・貝の火 火を起こす 夏休み 八月のよろこび トロイメライ 風の日 ・さまよえる者たち 私の島 ウィーン空港 パリ空港 ブダペスト空港 写…

産砂 RODINA 山崎佳代子詩集

1999年11月、書肆山田から刊行された山崎佳代子の詩集。装画はミラン・トゥツォビッチ「1917年、9月26日」。 一九九九年春、空襲警報下のベオグラード――川のむこうで大きな橋が崩れる。風が木の葉を音もなくはこぶ。人は、黙って旅立ち、姿を消す。そこにあ…

秘やかな朝 山崎佳代子詩集

2004年9月、書肆山田から刊行された山崎佳代子(1956~)の第4詩集。装画はヴラディミル・ドゥニッチ。 作品は、七十九日間続いたNATO軍によるユーゴスラビア空爆が停止した、あの一九九九年の夏から、二〇〇三年の秋にかけて、ベオグラードでうまれた。(「…