山田兼士

家族の昭和 山田兼士詩集

2012年7月、澪標から刊行された山田兼士(1953~2023)の詩集。装幀は倉本修。 目次 ななくり 野辺送り明るく明るく走るのよ 花の滝はやてのようにあらわれて テレビは自転車に乗って 空をこえて アトムな日 勝浦で明日は咲こう花咲こう 父倒れひょうたん島…

対論Ⅲ この詩集を読め 2016―2020 細見和之 山田兼士

2021年10月、澪標から刊行された細見和之(1962~)と山田兼士(1953~2022)の対談集。細見は丹波篠山市生まれ、山田は大垣市生まれ。 目次 まえがき 第三十回 田原『夢の蛇』 思潮社 第三十一回 手塚敦史 『1981』 ふらんす堂 第三十二回 服部誕 『おおき…

谷川俊太郎《詩》を語る ダイアローグ・イン・大阪2000~2003

2003年6月、澪標から刊行された谷川俊太郎のインタビューと田原、山田兼士による論考。ブックデザインは倉本修。 目次 1言葉の力、詩の楽しみ 2詩と歌と音楽と 3詩をうたう/詩でかたる 4新詩集『minimal』をめぐって 5鼎談詩の場景と詩人の地理 二つの…

微光と煙 山田兼士詩集

2009年10月、思潮社から刊行された山田兼士(1953~)の第1詩集。題字は谷川俊太郎。 詩集を出すことは一生ないだろうと思っていました。一九七〇年代に詩の豊饒に出会い、あらゆる詩が書かれていることに驚嘆し、その後〈詩論〉を志してから、詩人の鏡に(…