岡本潤

笑う死者 岡本潤詩集

1967年8月、国文社から刊行された岡本潤(1901~1978)の第6詩集。著者は埼玉県生まれ、刊行時の住所は板橋区弥生町。 この前、やはり国文社の前島さんにすすめられてだした小詩集「橋」奥付をみると、一九五五年五月五日発行となっている。あれから、すでに…

時代の底から 岡本潤戦中戦後日記

1983年8月、風媒社から刊行された岡本潤(1901~1978)の日記。編集・解説は寺島珠雄。 目次 1944(昭和十九)年 三月 自分をみつめる必要・二十数年ぶりに日記再開 復役届を出す 上京した小野十三郎と秋山清のアパートヘ 山猫的なものを失っていない中野重治 …

詩人の運命 岡本潤自伝 岡本潤

1974年4月、立風書房から刊行された岡本潤(1901~1978)の自伝。『罰当たりは生きている』(未来社、1965年)の増補版。 こんど自伝の増補新版を出すに際して、書名もあたらしく『詩人の運命』としたいという岡本さんの意向が、一子さんを通じて私に知らさ…