岩本修蔵

月夜のイリス 岩本修蔵詩集

1955年2月、国文社から刊行された岩本修蔵(1908~1979)の詩集。ピポー叢書5。 目次 男の名 火の旅 月夜のイリス いたましい人生 光りはどこから来るか 死の家のほとり ゲルニカ 女の一生 遠い唄 音楽と蝶 悲歌 一度しか 覚書 NDLで検索Amazonで検索日本の…

友達 岩本隼詩集

1990年11月、書肆山田から刊行された岩本隼(1941~)の第1詩集。装幀は青山杳。付録栞はねじめ正一「いびつな筋肉コブ」。 目次 回り舞台 ボクシングジム 北の国 校庭 木陰 異国Ⅰ 異国Ⅱ 異国Ⅲ 海峽 田舎 牛丼屋 郊外 鳴子坂 まわり道 神宮球場 漁師町 ロー…

ぼくの父は詩人だった 岩本隼

1999年11月、新潮社から刊行された岩本修蔵(1908~1979)の評伝。装画は浅野隆弘。著者の岩本隼(1941~)は次男。 詩人というのは、変な人種です。 そんなのを父親に持ったセガレは、実業家や商店主や百姓や漁師や土木作業員を父親に持った人間とは違った…

ほろびの音 稲葉真弓詩集

1982年6月、七月堂から刊行された稲葉真弓(1950~2014)の第1詩集。作品社主催「作品賞」受賞(「ホテル・ザンビア」)の賞金で制作された。 目次 繭 伝説のように ほろびの音 さみしい抱擁 祝祭の家 密室 木霊する夢――その1 木霊する夢――その2 四月病 鎮…

連作・志摩 ひかりへの旅 稲葉真弓詩集

2014年3月、港の人から刊行された稲葉真弓の第4詩集。 「母音の川」から十二年ぶりの詩集となった。 小説を書く合間合間に、詩の言葉が水滴のように私のなかに溜まり、それが滴る水のように言葉となって降りそそぐ瞬間を、至福の時として味わった。書き下ろ…

夜明けの桃 稲葉真弓詩集

1991年9月、河出書房新社から発行された稲葉真弓(1950~2014)の第二詩集。 人が人に伝えるべきことはなんなのだろう。 あふれる活字の中に身を置きながら、しかしそれらは私が人に伝えたいこととは、あまりにも大きなへだたりがあるような気がする。 小さ…