新谷行

金子光晴論 エゴとそのエロス 新谷行

1977年12月、泰流社から刊行された新谷行(1932~1979)の評論集。編集は高橋徹。 目次 第一章 遍歴の底にあるもの 一 その視座について 二 大震災の体験 三 漂流者としての自覚 四 戦時下の姿勢 五 「恥」の意味 第二章 嫌悪と否定 一 「おっとせい」につい…

魔界 上杉浩子詩集

1979年11月、母岩社から刊行された上杉浩子(1938~)の第4詩集。 『魔界』の構想は、金子光晴先生が昭和四十八年の初夏、西荻窪で色紙の展覧会をなさったころ、すでに考えていて、展覧会を見に行った帰りに、内容を少しお話した記憶がある。 魔界というのは…

おいらん草 上杉浩子詩集

1965年4月、あいなめ会から刊行された上杉浩子(1938~)の第1詩集。表紙は川瀬集一、カバーは能島清二。 目次 おいらん草 十五の春に 夜の物音 眠ろうとすると 坂の下の家 裏街 帰り道 スフインクス ”ん”の字 ある恋 登戸 乞食 少年 月寒 梅の実 秋の毛虫 …