森原智子

首のないカタログ 森原智子詩集

1978年9月、水夢社から刊行された森原智子(1934~2003)の第3詩集。表紙は島州一。 目次 カティサーク号 暗い2月 ホテル・カリフォルニア――イーグルスのために コインロッカーに関するアンケート 失ったもの 耳忌 ゴスペルを聴く日 手紙のあとさき 背後の風…

鳥の木・他十九篇 森原智子詩集

1981年10月、紫陽社から刊行された森原智子(1934~2003)の詩集。装幀は芦澤泰偉。 目次 鳥の木 裸の鳥 氷のへり 水の穂 発想 花屋は通らない タイルの花 三つ レンズ 返信 草と雨 罪とリンゴ サウナビル 池袋 雑司ヶ谷 杉並 銀座線 深川 不忍池 成増 NDLで…

十一断片 森原智子詩集

1992年1月、思潮社から刊行された森原智子(1934~2003)の第5詩集。 ここ五年間 身近かな人の〈死〉に茫然としてすごした。捕虫網の下の虫のように!詩を書くということは、すぐ隣に 詩など書かないで生きている人の重い視線を絶えず感じることで初めて成立…

露まんだら 森原智子詩集

1985年8月、思潮社から刊行された森原智子(1934~2003)の第4詩集。ブックデザインは勝井三雄(1931~)と石橋晶子。第10回現代詩女流賞候補作。 目次 part-1 春の雪と呼ばれるもの 平林寺 梨のなかの眼 のど笛の色 喧嘩こおろぎ 返信 煙歌 村まつり part-2…

スロー・ダンス 森原智子詩集

1996年5月、思潮社から刊行された森原智子(1934~2003)の第6詩集。 あとがき わたしの知らない読者のこころへも。ちゃんと届けばよい、ゆっくりと仕上げたいとその二つのことを思って飛んだつもりでいる。愉しい詩、悲しい詩を書くとき、かなり内臓にバイ…