真杉静枝

長耳國漂流記 中村地平

1941年6月、河出書房から刊行された中村地平(1908~1963)の長編小説。装幀は中川一政。 目次 序章 南方漂到 車城の墓にて クスクス蕃社 第二章 蕃界探檢 楠の樹の蔭 神話ふうの部落 第三章 戰の記録 石門の鬪ひ 蕃女オタイ 風土病の脅威 書評中村地平著「…

仕事机 中村地平

1941(昭和16)年3月、筑摩書房から刊行された中村地平(1908~1963)の随筆、評論集。装幀は三岸節子(1905~1999)。画像は裸本。 目次 仕事机 將棋隨筆 葬儀の朝 音のしれ者 海女 大虚など 夢遊病者 評論と雄辯 臺灣の高校生へ 兄の出征 戰歿の前後 日記…

鏡と鬘 真杉静枝

1947年1月、前田出版社から刊行された真杉静枝(1901~1955)の短編小説集。装幀は仲田菊代(1902~1995)。 目次 鏡と鬘 坂道 夏日記 母に會ふ日 雪 ある友達への言葉 土蔵の二階 或る作家の死 NDLで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

小魚の心 真杉静枝

1938(昭和13)年12月、竹村書房から刊行された真杉静枝(1901~1955)の第1著作。序文は坂口安吾(1906~1955)、跋文は岡田禎子(1902~1990)。 私は眞杉さんとお友達になつてこのかた、眞杉靜枝といふ特殊な性格を意識することが殆んどなかつた。さうし…

悪評の女 十津川光子

1968年1月、虎見書房から刊行された十津川光子(1938~)による真杉静枝(1901~1955)の評伝。カバー、装幀は根岸俊夫。 昭和四十二年六月二十九日は、静枝の十三回忌に当る。 うすむらさきのあじさいの咲きはじめた六月十日、女流文学者会の主催で「真杉静…

ことづけ 真杉静枝

1941年11月、新潮社から刊行された真杉静枝(1901~1955)の短編小説集。台湾が舞台。装幀は伊原宇三郎(1894~1976)。 目次 南方の言葉 戰爭と子供と犬 烏秋(おうちう) 女の年齡 幸福の旗 母の獨創 リオン・ハヨンの谿 町の入口 ことづけ 天龍川の力士 …