花田英三

ピエロタへの手紙 花田英三詩集

1991年4月、矢立出版から刊行された花田英三(1929~2014)の第6詩集。 冒頭の「花に関する15のつぶやき」は、会田綱雄に誘われて一気に書いたものである。群馬県安中の画家神宮則子さんの絵に、会田さんが18点、ぼくが15点、短詩を付して、東銀座にあったギ…

あまだれのおとは… 花田英三詩集

1954年3月、書肆ユリイカから刊行された花田英三(1929~2014)の第1詩集。 目次 あまだれのおとは 豆 足跡 波止場で まどろむ人に もし プチブル・インテリの冷たさについて 貝殼の歌 風船 僕の特売 犬ころのように ちつぽけな恋 はげましにきた友に サロン…

餓鬼 花田英三詩集

1965年3月、思潮社から刊行された花田英三の第2詩集。装幀は大野健一。 目次 Ⅰ 盲人 笑う女 未来記 Ⅱ * ** *** Ⅲ 餓鬼について NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

現代四行詩集 こころの果実

1992年12月、透土社から刊行された四行詩アンソロジー。 目次 『青雀集』『琥珀集』より 伊藤海彦 とある富裕者と反富裕者との 先後中 川西健介 毬をつく音 岸田衿子 ひと編み 木島始 小石の笛 清岡卓行 四行詩の植木鉢 高橋順子 象限(Quadrants) 田口義弘…

オンザビーチ 花田英三 矢口哲男 往復書簡

2011年8月、EKE企画から刊行された花田英三と矢口哲男の往復書簡集(2002年~2007年)。表紙画は石田尚志「フーガの技法」、題字はCayoko。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

風葬墓からの眺め 花田英三詩集

1994年9月、ニライ社から刊行された花田英三(1929~2014)の第7詩集。版画、装幀は名嘉睦稔。 今の住まいの西側の縁からは百八十度以上の角度で海が見えるが、私は殆ど海を見たことがない。余り見たいとも思わない。 私は殆どいつも性的に興奮している。 湿…

坊主 花田英三詩集

2008年6月、ボーダーインクから刊行された花田英三の詩集。構成は矢口哲男、装幀はウイル・デザイン・ルーム、装画はぐりもじゃ・サスケ。 目次 坊主 年上の女 未明1 未明2 酩酊 並木道で 老女讃 キャバレー 五七は、いいね 「おばかさんねいいわよ」 (そ…

東京夢現百景 花田英三詩集

1984年10月、矢立出版から刊行された花田英三の第4詩集。装画装幀は三嶋東典。写真は岩崎光子、志摩かほる。 目次 鶴巻町 上野動物園 千鳥ヶ淵 面影橋 武藏関 池袋大踏切り 日本橋 門前仲町 江東楽天地 吹上御苑 人形町 綾瀬 洗足池 赤堤 富岡八幡 皇居前広…

皇帝のいない国 花田英三詩集

1976年7月、詩学社から刊行された花田英三(1929~2013)の第3詩集。写真は鈴木保広、装幀は十河雅典。 1は比較的玻近の作品で、主として同人誌「蛸」に発表したものです。 2は二十年ほど前に書いたものです。今となっては気恥ずかしいものばかりですが、…

島 花田英三詩集

1998年8月、夢人館から刊行された花田英三(1929~2013)の第7詩集。装幀は林立人。 目次 旅でなく ポナペ島 パイパティローマ 蘭嶼島 島の事情(一) 島の事情(二) 冥土イン・オセアニア 南向きの窓 ガラパンビーチ 漂着物 ミクロネシアのミクロコスモス …