萩原朔太郎賞

アストロノート 松本圭二詩集

2006年1月、「重力」編集会議から刊行された松本圭二の第4詩集。第14回萩原朔太郎章受賞作品。 本書は私の四冊目の詩集である。第二詩集『詩集』のヴァリアント(『詩集・未製本普及版』『詩集工都』)を勘定に入れるなら六冊目ということになる。本書を詩集と…

侵入し、通過してゆく マイ・フェイヴァリット・シングズ  福間健二詩集

2005年7月、思潮社から刊行された福間健二(1949~)の詩集。装幀は福間恵子。第13回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 1 マイ・フェイヴァリット・シングズ 2 きみは私の名前を知らない 3 家 4 罪を意識する旅は終わったが 5 レプリカ 6 ダンス、世界を体に入れ…

カーニバル 倉田比羽子詩集

1998年11月、書肆山田から刊行された倉田比羽子(1946~)の第5詩集。装幀は加藤光太郎。第7回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 (ある日…) 水の市 水の中の署名 森の空地 ハレマウマウ火口より 磯の岩の上で 火山の下で (夏の間…) 夜の地図 テアトルの道 一枚の…

やわらかい檻 川口晴美詩集

2006年5月、書肆山田から刊行された川口晴美の第9詩集。写真は田村尚子。第14回萩原朔太郎賞候補作品。 誰と話していたときだったか、アンケートの項目に「あなたにとって家族とは何か」という質問があったんだよね、という話題になって、私だったらどう答え…

死語のレッスン 建畠哲詩集

2013年7月、思潮社から刊行された建畠哲(1947~)(たてはたあきら)の第5詩集。装幀は清岡秀哉。第21回萩原朔太郎賞受賞作品。 目次 葉桜の町 若草色の痙攣 眠たがり大女 三方位、尋問水 私たちの淡い水 明け方に来る波 死語のレッスン 風の序列 ボスポラ…

乾季のおわり 大野新詩集

1993年11月、砂子屋書房から刊行された大野新(1928~2010)の詩集。装本は倉本修。第2回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 I 陰画 あのころ 見る人 廊下の記憶 暗い台所 父親 引揚者 Ⅱ 折線グラフ 乾季のおわり 発光 水の日 祭 落下幻想 秘密 密会 留守 胎の音 …

冠雪富士 池井昌樹詩集

2014年6月、思潮社から刊行された池井昌樹(1953~)の詩集。装幀は高貝弘也。第22回萩原朔太郎賞候補作品。 三十五年間勤続した本屋が閉業を迎える。二十六歳から半生以上を同じ本屋で働かせてもらえた。有難いことだった。しかし詩はそれよりも遙か以前、…

球状の種子 川田絢音詩集

1993年12月、思潮社から刊行された川田絢音(1940~)の第7詩集。第25回高見順賞候補作。第2回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 低いところ ざわめき アワンは 雲 浮浪 一夜 アクアリウム 椅子に坐っている 砂の匂い 路上 球状の種子 さつまいものつるの緑の束を…

ノミトビヒヨシマルの独言 季村敏夫詩集

2011年1月、書肆山田から刊行された季村敏夫(1948~)の第5詩集。装幀は間村俊一(1954~)。第29回現代詩花椿賞受賞。第19回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 アピ 生かされる場所 伝説 聖家族 森林王 逆髪 鋳剣 風神 熱球 湖水 起きあがれと 手枕 窓のみどり …

隠す葉 蜂飼耳詩集

2007年9月、思潮社から刊行された蜂飼耳(1974~)の第3詩集。装幀は菊地信義(1943~)。第16回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 両目をあやす黒と白 隠す葉 鳩の皿 熊 扇男 知らない人についていく 沼 桃 黙契 角 突貫工事 太陽を持ち上げる観覧車 ばらばらの…

左手日記例言 平出隆

1993年6月、白水社から刊行された平出隆(1950~)の散文集。装幀は菊地信義(1943~)。 第45回読売文学賞受賞。第1回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 怪我 一九八九年四月の例言 老作家 一九八九年七月の例言 スウィッチ 一九八九年九月の例言 鏡文字 一九八…

坑夫トッチルは電気をつけた 荒川洋治詩集

1994年10月、彼方社から刊行された荒川洋治(1949~)の第14詩集。第3回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 かわら 林家 デパートの声 美代子、石を投げなさい 花壇の夜汽車 揺りかご 照明 モスクワのソースの瓶 領土の思い出 コインの河原 春と子供 アベック ヨー…

空室 1999-2000 柴田千晶詩集

2000年10月、ミッドナイト・プレスから刊行された柴田千晶(1960~)の第3詩集。東電OL殺人事件がモデル。第9回萩原朔太郎賞候補作品。 目次 1997 空室 赤い鋲 1991 空地 恋びと 品川駅 夜の洪水 夜明けの海月 ふゆのさくら 1998 金色の龍 骨なら愛せる 冬の…

Tiger is here 川口晴美詩集

2015年7月、思潮社から刊行された川口晴美(1962~)の第12詩集。第46回高見順賞受賞。第23回萩原朔太郎賞候補作品。 Ⅰの連作詩「Tiger is here.」には、アニメ『Tiger & Bunny』の設定やイメージをもとにして書いた部分があります。 子どもの頃からマンガや…