辻征夫

ぼくたちの(俎板のような)拳銃 辻征夫

1999年8月、新潮社から刊行された辻征夫(1939~2000)の短編小説集。装画は成富小百合。 私の三冊目の詩集「隅田川まで」の初出一覧によると、昭和四十七年(一九七二年)の新潮七月号に、私は詩を書いている。その年は新年号から十二月号まで、毎月だれかが…

ボートを漕ぐもう一人の婦人の肖像 辻征夫

1999年8月、書肆山田から刊行された辻征夫(1939~2000)の短編小説集。装画は横田稔。 清水哲男に電話をかけてたしかめたのだが、詩誌「飾粽」の解散パーティーは一九九二年の五月のことだったらしい。当時の二十代から五十代までの多数の詩人を擁し、最も…

天使・蝶・白い雲などいくつかの瞑想 辻征夫詩集

1987年5月、書肆山田から刊行された辻征夫(1939~1954)の第6詩集。装画は横田稔。第25回藤村記念歴程賞受賞作品。 目次 拳銃とおくの、白い雲天使濡れている樹木珍品堂主人、読了セリ梅はやきかなむらさきの蝶蝶瓶ヨコタさんの版画展屑屋の瞑想録黙読 NDL…

ヴェルレーヌの余白に 辻征夫詩集

1990年9月、思潮社から刊行された辻征夫(1939~2000)の第8詩集。第21回高見順賞受賞。 たこ八郎は、元全日本フライ級チャンピオン斎藤清作である。現役時代カッパの清作といわれたこのチャソピオンは、試合中にいきなり腕をだらりと下げ、足も止めて顔を突…

隅田川まで 辻征夫詩集

1977年4月、思潮社から刊行された辻征夫(1939~2000)の第3詩集。 目次 地球儀を眺めながら 魚・爆弾・その他のプラン 隅田川まで 友達へ葉書の詩 ブリキの宇宙ロケット 妙な外套を着た男・鳥たち・森 窓のあけたて いまαがむこうへ歩いて行った 樹にのぼる…

俳諧辻詩集 辻征夫詩集

1996年6月、思潮社から刊行された辻征夫(1939~2000)の第13詩集。第4回萩原朔太郎賞、第14回現代詩花椿賞受賞。 俳諧辻詩集。いったいこれは何だろうか。俳句はもとよりしろうと、研鑽を積んだ俳人の眼には、困ったもの、と映るであろう。また詩人諸氏から…