郷原宏

反コロンブスの卵――現代詩人論 郷原宏

1972年12月、檸檬屋から刊行された郷原宏(1942~)の詩人論。 郷原宏の詩論の全体を一貫するものは、つねに正統性を指向してやまぬ、剛直にして潔癖なその論理である。このことは、正統を指向することにいわれなき勇気を要求される風潮のさなかにあって、か…

カナンまで 郷原宏詩集

1976年7月、檸檬屋から刊行された郷原宏の第2詩集(画像は第二版第一刷)。第24回H氏賞受賞作品。 この詩集は、「カナンまで」一篇を除き、第一詩集『執行猶予』(一九六六・思潮社刊)のあと、約八年間にわたって『長帽子』『詩学』『詩と批評』に発表した…

風の距離 郷原宏詩集

1976年9月、紫陽社から刊行された郷原宏(1942~)の第3詩集。 これは「執行猶予」「カナンまで」に次ぐ私の三冊目の詩集である。ここには前詩集発行後ほぼ三年のあいだに、さまざまな理由でさまざまな場所に書いた作品十五篇を収録した。この期間、私は数多…