金子光晴

よごれてゐない一日 金子光晴詩集

1969年10月、あいなめ会から刊行された金子光晴(1895~1975)の詩集。装幀は駒井哲郎。表示文字は上野豊彦。 目次 よごれてゐない一日 海をもう一度 女の一生を詩う NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

晴れ渡る佛印 森三千代

1942年8月、室戸書房から刊行された森三千代(1901~1977)の随筆集。装幀は小會不二雄。 目次 晴れ渡る佛印 佛印の黎明 佛印の文學 安南芝居 『金の龜物語』 『南郊』の祭 安南家庭を訪れる 寶石氏の食卓 佛印の若い女達 日本色の安南 ハノイの學校 佛印の…

金子光晴 この遅れてきた江戸っ子 堀木正路

1991年9月、沖積舎から刊行された堀木正路による金子光晴(1895~1975)の評伝。作家論叢書14。 目次 第一部金子光晴・この遅れてきた江戸っ子 新版・私的金子光晴論 Ⅰ 金子さんと江戸っ子 Ⅱ 金子さんとフランス Ⅲ 金子さんと二度目のフランス Ⅳ 金子さんと…

金子光晴論 エゴとそのエロス 新谷行

1977年12月、泰流社から刊行された新谷行(1932~1979)の評論集。編集は高橋徹。 目次 第一章 遍歴の底にあるもの 一 その視座について 二 大震災の体験 三 漂流者としての自覚 四 戦時下の姿勢 五 「恥」の意味 第二章 嫌悪と否定 一 「おっとせい」につい…

海馬村巡礼譚 原満三寿詩集

1998年3月、青蛾書房から刊行された原満三寿(1940~)の第3詩集。 目次 ・海馬村巡り 黒い川 おうまがとき 他人の顔 白い道 もうすぐ春ですね サクラよイイカゲンに仙界 切通の坂 トホホホ族の唄 還りゆくものは ・綺譚村巡り 手変だ 前世 私の夫 赤ずきん…

かわたれの彼は誰 原満三寿詩集

1993年9月、青蛾書房から刊行された原満三寿(1940~)の第2詩集。装幀は中山昇、装画は日和崎尊夫。著者は北海道夕張生まれ。 詩と詩の間に散文を挿入する手法は、金子光晴の『人間の悲劇』などにおいてもみられ、なんら目新しいものではありませんが、この…

金子光晴の思い出 上杉浩子

1978年6月、構想社から刊行された上杉浩子(1938~)による金子光晴(1895~1975)の回想録。装幀は斎藤和雄。 目次 一 出会いのころ 二 赤い河青い河 三 回想の巷にて 四 吉祥寺界隈 五 百花園と閻魔堂 六 人と人との間 七 南柯の夢 あとがき NDLで検索Amaz…

魔界 上杉浩子詩集

1979年11月、母岩社から刊行された上杉浩子(1938~)の第4詩集。 『魔界』の構想は、金子光晴先生が昭和四十八年の初夏、西荻窪で色紙の展覧会をなさったころ、すでに考えていて、展覧会を見に行った帰りに、内容を少しお話した記憶がある。 魔界というのは…

おいらん草 上杉浩子詩集

1965年4月、あいなめ会から刊行された上杉浩子(1938~)の第1詩集。表紙は川瀬集一、カバーは能島清二。 目次 おいらん草 十五の春に 夜の物音 眠ろうとすると 坂の下の家 裏街 帰り道 スフインクス ”ん”の字 ある恋 登戸 乞食 少年 月寒 梅の実 秋の毛虫 …

三界交友録 金子光晴

1976年3月、新評社から刊行された金子光晴(1895~1975)の回想録。速記は岡田真美、口絵写真は細川隆平。 死の直前まで、白いシーツを渾身の力で握りしめることのかわりに、筆を執りつづけてもいた金子光晴だが、さすがにいくつかの未完稿をのこした。本書…

愛と詩ものがたり 金子光晴

1973年9月、サンリオ出版から刊行された金子光晴の少女向け詩論集。装幀は倉島千賀子。 この本は、何年か前に、抒情文芸という少女向けの雑誌が出ていて、それに連載していた詩作法をあつめ、小序、跋文などの他に、前と後に書き加えて、体裁を装えたもので…

蛾 金子光晴詩集

1948年9月、北斗書院から刊行された金子光晴の第6詩集。題字・装画は田川憲。 この詩集は、僕の皮膚の一番感じ易い、弱い場所で、例えばわきのしたとか足のうらとか口中の擬皮とかいふところに相當する。だがこの柔さ弱さ、たあいなさがつまり僕なのだ。じぶ…

海亀 石井健吉詩集

1968年10月、黄土社から刊行された石井健吉の第2詩集。装幀は菅原克己。石井は金子光晴に師事。刊行時、東京都立高校教諭。 目次 海亀 面 蛇Ⅰ 僕は見た、君は見た 花のざれ歌 自尊 生と死 女Ⅰ 希望 今日は誰に話しかけたらよいのか? 音楽 飛行 愛の眼 黄色…

詩人 金子光晴

1957年8月、平凡社から刊行された金子光晴(1895~1975)の自伝。装幀は麻生三郎。「人間の記録双書」。 目次 第一部 洞窟に生み落されて 洞窟に生み落されて 第一の「血のさわぎ」 日本の脂(やに)と西洋の香気 漢学から文学へ もう一つの導火線 ドリアン…

変容記 梅田智江詩集

1990年7月、沖積舎から刊行された梅田智江(1945~2008)の詩集。装幀は東芳純。附録栞は粕谷栄一「ひとりの原始」、福間健二「梅田智江の詩について」、堀切直人「『白い馬』讃」。 目次 誕生 越境 月食 妖花記 変容記 滄海記 海辺にて 田園にて 美しい村 …

わが交友録 河邨文一郎

1978年7月、まんてん社から刊行された河邨文一郎(1917~2004)による回顧録。装幀は大谷久子。 目次 金子光晴 金子光晴、この偉大なエゴイスト 山本太郎 田村隆一 浅井十三郎 牧章造 更科源藏 渡辺淳一 九島勝太郎 田上義也 詩人の表札―田上義也 国松登 筒…

シララの歌 新谷行詩集

1968年11月、あいなめ会から刊行された新谷行(1932~1979)の長篇詩集。 あいなめの同人のなかで、松本君の次にながいつきあいは、新谷君である。吉祥寺の通りをまがって我家へかえる道すがら、うしろから見しらぬ青年が声をかけた。それが北海道に行ってい…

人間の悲劇 金子光晴詩集

1952年12月、創元社から刊行された金子光晴(1895~1975)の長篇詩集。 僕は別に新しい本を書くつもりで、この本を書きだしたわけではない。 僕は、僕の指や、爪を、ほんとうに僕の指や爪なのか、たしかめてみたいつもりで書きだしただけで、おほかた平凡な…

水勢 金子光晴詩集

1956年5月、東京創元社から刊行された金子光晴(1895~1975)の第12詩集。長篇抒情詩。装幀は赤穴宏(1922~2009)、挿画は芹澤晋吾(1928~1978)。 この詩を書き終つてみると、この詩が發端で、書こうとすることはこれからといふ感慨がふかい。そこで、三…

海とオルゴール 高橋敬子詩集

1969年8月、あいなめ会から刊行された高橋敬子(1939~)の第1詩集。第2詩集以降は小田切敬子名義。装幀は駒井哲郎(1920~1976)、表紙文字は上野豊彦。 目次 オルゴール かざるぐrま オルゴール 来歴 輪 室 ミラージュ おはなし 革命 おしえないのに 星一…

鮫 金子光晴詩集

1937年8月、人民社から刊行された金子光晴(1895~1975)の第3詩集。(画像は復刻版) 目次 おっとせい 泡 塀 どぶ 燈臺 紋 鮫 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索