長谷川龍生

泉という駅 長谷川龍生詩集

1975年11月、サンリオ出版から刊行された長谷川龍生の第4詩集。装幀は司修。 詩集の出るときは、私にとっては大きな危機である。通俗的な死にもさらされている。作品はすべて闇のときにかかれ、生来、なまけ者なので、散逸しているものを拾いあつめるのに時…

マドンナ・ブルーに席をあけて 長谷川龍生詩集

1989年1月、思潮社から刊行された長谷川龍生の第10詩集。 目次多重底生活――アメリカ 1(スペイン系人の手相を占っていたら) 2(インディアンの家系に 養子に入籍したらと) 3(あなた方は 少数民族ですか) 4 (ユダヤ系なのに アルザス系だと) 5(下町のマリーは …

虎 長谷川龍生詩集

1960年7月、飯塚書店から刊行された長谷川龍生(1928~)の第1詩集。カバー写真は中井幸一。 目次 Ⅰ 二つの抜け穴 恐山 作者の仕掛けた罠 もののはずみ 鳥肌の森 反革命意識 自分の席にいるに限る けむりの意識 島 卵をゆでる時間 仮想 赤い猫 蟹男 烏賊の降…