飯島耕一

飯島耕一詩集

1960年、書肆ユリイカから刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。今日の詩人双書6。 『他人の空』は一九五三年刊、二百五十部限定、ほぼ半年で絶版となつた。一九五七年の『ミクロコスモス』(百部限定版―絶版)は、五五年刊『わが母音』(三百部―――絶版)以…

シュルレアリスム詩集 飯島耕一訳

1969年9月、筑摩書房から刊行されたシュルレアリスム詩集。翻訳は飯島耕一。 目次 ジャック・プレヴェール レイモン・クノー ポール・エリュアール ルネ・シャール ロベール・デスノス バンジャマン・ペレ アントナン・アルトー エーメ・セゼール オクタビオ…

私有制にかんするエスキス 付・ランボー論 飯島耕一

1970年4月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。デッサンは中西夏之。ブックデザインは平昌司。 目次 見えるもの 私有制にかんするエスキス 過ぎし戦いの日々を想う八月の詩 夏のエスキス 眼のエスキス 所有者と被所有者の時のエスキス 質問…

シュルレアリスム詩論 飯島耕一

1961年4月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩論集。装幀は安倍真知。 目次 シュルレアリスム詩論序説 日本のダダ 年表/シュルレアリスム 戦後詩人とシュペルヴィエル シュルレアリスムと絵画 映画におけるシュルレアリスム NDLで検索Amazon…

上野をさまよって奥羽を透視する 飯島耕一詩集

1980年11月、集英社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。 ボードレールがパリを描いたように、エリオットがロンドンをうたったように、何とかわれらの都市、東京をテーマとする詩が書けないものか、というのは積年の思いであった。前詩集『宮古』を…

海への時間 飯島耕一

1977年1月、読売新聞社から刊行された飯島耕一の短編小説集。装幀は西脇順三郎と多田進。 目次 息つきの話 海への時間 重か ばい? 海の夜のなかで NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

詩について 飯島耕一

1968年11月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の評論集。 目次 1 詩について 思考と表現 田舎の風景 夢と世間 現実に対抗する詩 付録―寺田透評論集『近代日本のことばと詩』 ブリュットな詩と人工の詩 西脇詩と自由、その他 ことばの世界と「私…

暗殺百美人 飯島耕一

1996年2月、私家版として刊行された飯島耕一(1930~2013)の長編小説。表紙画は西脇順三郎。附録栞は寺門仁「飯島耕一『暗殺百美人』を読む」。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

アメリカ 飯島耕一詩集

2004年10月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。写真は佐藤文則。第56回読売文学賞受賞作品、第20回詩歌文学館賞受賞作品。附録栞は新倉俊一「雑草のごとき詩集」。 目次 Ⅰ 二〇〇二年夏 東京(その一) ヘルペス病中吟 島の毒杯 二〇〇二年…

虹橋 飯島耕一

1989年11月、福武書店から刊行された飯島耕一(1930~2013)の短編小説集。カバー写真撮影は松岡満男「アトリエ・ヨシエ・イナバ」(安藤忠雄設計)、装幀は菊地信義。 目次 虹橋 サマー・タイム 青い砂州 ドイツ橋 鯤氏の幕末 NDLで検索Amazonで検索日本の…

夜明け1時間前の5つの詩他 飯島耕一詩集

1967年3月、昭森社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の第4詩集。装幀は三木富雄。 一九六五年十月のある夜、ぼくはとつぜん詩を書こうという自然な気持にとらえられた。その日の夜あけ前の二時間に、ぼくは第一の詩をほとんど一行の書きかえも行なわず書…

「青猫」「荒地」超現実 詩人たちの円環  飯島耕一

1982年1月、青土社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩人論集。挿画は難波田龍起(1905~1997)。 ここには五〇年代以来、今日まで、三十年にわたるその時々の詩人論が収められています。長い間、詩を書いてきましたが、それと併行して詩について考え…

別れた友 飯島耕一

1978年10月、中央公論社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の短編小説集。装幀は宇佐美圭司(1940~2012)。 目次 硫酸の日々 夏の小部屋 出発 因島 N医師とのこと 別れた友 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

虹の喜劇 飯島耕一詩集

1988年7月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。装幀は芦澤泰偉。 目次 88年3月のノート ちょっとした手術 虹の喜劇(コメディ)・Ⅰ 十二月十五日頃、二日のみ…… 一月十三日 赤坂の病院で…… 二月中旬、下旬は最悪のウツ状態で…… 道化として…

夜を夢想する小太陽の独言 飯島耕一詩集

1982年5月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。第1回現代詩人賞受賞。 「宮古」「上野をさまよって奥羽を透視する」の二詩集は何と言ってもある見晴しをもって書くことのできた詩集でした。しかしこの詩集、とくに長詩はそうした見晴しをこ…

ゴヤのファースト・ネームは  飯島耕一詩集

1974年5月、青土社から刊行された飯島耕一(1913~2013)詩集。装幀は安藤元雄(1934~)。第5回高見順賞受賞作品。 目次 母国語 ルッソーと西脇さんの帽子 歩行の原理 思考の過ちを求めて ゴヤのファースト・ネームは ヴァンスへの道 セザンヌ夫人 空の色 …

浦伝い 詩型を旅する 飯島耕一詩集

2001年6月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。装幀は井原靖章。 この詩集は一九九四年に角川書店から出した『さえずりきこう』、九七年、不識書院刊の『猫と桃』に続く、九〇年を中心とする、いわゆる「定型論争」後の三つ目の詩集である…

ウイリアム・ブレイクを憶い出す詩  飯島耕一詩集

1976年3月、書肆山田から刊行された飯島耕一(1930~2013)の第9詩集。装幀は吉岡実。 ・一九五六年から六六年にいたる十年間の詩を一冊にまとめた。ぼくの二十代半ばから三十代半ばにかけての作品のほぼすべてにあたる。・この詩集の前に『他人の空』『わが…