遠いあいさつ 日原正彦詩集

f:id:bookface:20170415215304j:plain

2000年、土曜日術出版販売から発行された日原正彦の第9詩集。日原は「橄欖」の同人。

 

序詩 うつせみ

眠りに入るときの葉ずれの音
めざめて聞く枯葉の音

生まれてひとつの青い夢のなかへ呼びこまれ
死して 現つの全量の軽さを知る

 

目次

お元気ですか

お元気ですか
ねむりのために
こんにちは
さようなら さようなら
ごめんなさい
遠いあいさつ
留守電
最初のあいさつ
留守の木
どうも
春雷

 

夕陽にむかって歩く人

その日はものをよく落とした

音楽・別れ
くすり
忘れないで
夕陽にむかって歩く人
枯葉
雲のこと
驟雨
とんぼ
木と川


雨音
春の雨
夕陽


NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索