エルヴィスが死んだ日の夜 中上哲夫詩集

f:id:bookface:20170704204937j:plain

2003年10月、書肆山田から刊行された中上哲夫の第9詩集。第34回高見順賞受賞、第13回丸山豊記念現代詩賞受賞。

 

 六十歳をすぎてがんばっている姿は見苦しい、と三好達治はいった。だけど、ほっといてくれとわたしはいいたい。(「詩集の余白に」から) 

 

目次

  • 二十世紀最後の夏はこんな仕事をした
  • 板切れに関する三つのパート
  • 再発
  • 一万分の一の帰還
  • エルヴィスが死んだ日の夜
  • 拝火教の神の名前を持った六十ワットの電球の下の六つの顔
  • 父と母のいた正月
  • バーテンダーになりたかった
  • 兄という存在1
  • 兄という存在4
  • 生涯で最悪の日
  • 現場監督見習いをしたことがある
  • 浅草・神谷バー
  • ブラインド・ウォーク
  • 尾形亀之助はそうとうへんなひとだと思う
  • 未明のベッドのなかで
  • 雨のなかを帰ってきた
  • 未明に訪れる者よ
  • 二十一世紀最初の冬はこんな仕事をした
  • 贈物として差し出された一日

書評

何度でも生きるために(関富士子)
好きな詩集 「エルヴィスが死んだ日の夜」。(ペンギン・ビート急行)


NDLで検索する
Amazonで検索する