樹の夢 笠間由紀子詩集

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 1987年5月、思潮社から刊行された笠間由紀子の第1詩集。第3回ラ・メール新人賞受賞。

 

私にとって詩は、私自身とその外側を、再び「見よう」と意識することだと思う。虫めがねを片手に、今日も、複雑な巻き貝や青い星のつらなりを見ている。(「あとがき」より)

 

 

目次


  • 海辺Ⅰ
  • 海辺Ⅱ
  • 海の石
  • 水は
  • それでも
  • 青の記憶
  • ねむる
  • 夢のふち
  • 重さ

  • 樹――未然型
  • 樹が
  • 立春
  • 断面
  • ひとり
  • 樹の夢
  • 記憶
  • 残る
  • 午後の光の中で
  • 二月

  • 夏の終り
  • あれは
  • なまえ
  • silent talk
  • 彼女
  • ある日
  • 場所
  • Prayer
  • MESSAGE
  • そこに

 

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