毛男 藤田晴央詩集

f:id:bookface:20170711220742j:plain

 1979年10月、麥書房から刊行された藤田晴央(1951~)の第1詩集。


ぼくは、最後の二行を読んで、泣きそうになった。いい詩だ、とてもいい詩だ。もし藤田がまったく未知の人間であったとしても、この詩を読んだら、あの晩、まったく未知だった鈴木翁二に会いに行ったように、藤田に会いに行ったと思う。とてもいい詩だ。(池井昌樹)

 


ここにおさめられた詩篇は、一九六九年から七九年までの間に、「泥」「露青窓」「四季」「ZERO」「孤裘」に発表したものの中から集めたものである。年齢にして、一七歳から二七歳までのものだ。「四季派」に心酔していた弘前の〈少年〉が、例えば政治の荒野を駈け抜け、例えば愛恋の密林に潜み、東京の〈毛男〉へと化してきた姿がここにある。(「覚え書き」より)

 

目次

日々(序詩)

  • 毛男
  • 秋、十月
  • 方面之奇
  • 国境
  • ロマン挽歌
  • 流鏑馬
  • 青春惨歌
  • 帰らざる河

  • 日記
  • 十月の舗道
  • 朝 空に向って
  • 酒場にて
  • 熱帯夜
  • 市街戦のあと
  • 刺客
  • 東京暮色
  • 闇なお深く

祓文 池井昌樹
解説 清水昶
 

NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索