ネルヴァル覚書 入沢康夫評論集

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 1984年10月、花神社から刊行された入沢康夫の評論集。

 この覚書は「詩学」一九八一年九月号から八三年八月号まで(途中二回ほどの休載をはさんで)、約二年間にわたって連載されたもので、内容は、若干の字句を訂正したほかはほぼそのまま、本書における章分けも、連載時の回数に対応している。(「あとがき」より)

 

目次

  • 序詩 銅の海辺で
  • 序章 マケイシュバラの笛
  • 1 東方への旅
  • 2 「狂気」と「旅」のはざまで
  • 3 よみがえった死者*
  • 4 よみがえった死者**
  • 5 よみがえった死者***
  • 6 ナポリの一夜*
  • 7 ナポリの一夜**
  • 8 ナポリの一夜***
  • 9 菫色の薔薇・深淵の聖女*
  • 10 菫色の薔薇・深淵の聖女**
  • 11 菫色の薔薇・深淵の聖女***
  • 12 瀆聖への叱責
  • 13 一枚の草稿の謎
  • 14 一枚の草稿の謎**
  • 15 一枚の草稿の謎***
  • 16 愛神の島にて
  • 17 小説『阿呆大王』はいつ書かれたか
  • 18 古い土地・古い歌*
  • 19 古い土地・古い歌**
  • 20 詩の領土

 

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