1983年10月、沖積舎から刊行された泉谷栄(1941~)の第4評論集。装釘は藤林省三。泉谷栄は泉谷明の弟。
いずれも、詩誌『阿字』に書いたものです。もともと『阿字』は岩崎守秀と、何でもやってみようの精神で発行したのがはじまりですから、自由気まま、思いのままに書いてきました。しかし、ひっそりと、でした。(「あとがき」より)
目次
- 地名・その生の判読装置――泉谷明論
- 生の往還・その飢餓と憧憬――中上哲夫論
- 生の錯綜・その不在の現前――八木忠栄論
- 倒立する生・その脱皮することばたち―八木忠栄論・補遺
あとがき