1988年7月、思潮社から刊行された飯島耕一（1930～2013）の詩集。装幀は芦澤泰偉。
目次
- 88年3月のノート
- ちょっとした手術 虹の喜劇（コメディ）・Ⅰ
- 十二月十五日頃、二日のみ……
- 一月十三日 赤坂の病院で……
- 二月中旬、下旬は最悪のウツ状態で……
- 道化としての病気 通路としての病気 虹の喜劇（コメディ）・Ⅱ
- 病気の光景 虹の喜劇（コメディ）・Ⅲ
- 地霊の音楽 虹の喜劇（コメディ）・Ⅳ
- 渚銀座あるいは迷路 虹の喜劇（コメディ）・Ⅴ
- スカンピンのカラマワリ 虹の喜劇（コメディ）・Ⅵ
- モンドリアンのSeaをみるまで 虹の喜劇（コメディ）・Ⅶ
- 秋の武蔵野 虹の喜劇（コメディ）・Ⅷ
- 柴又帝釈天 虹の喜劇（コメディ）・Ⅸ
- 青の（欠落）虹の喜劇（コメディ）・Ⅹ
- わが〈戦後〉史 虹の喜劇（コメディ）・最終回
「虹橋」を含む 変奏のような四つのテクスト
- 彼自身の神経
- 瀕死の白鳥――土方巽のこと
- 若林奮とは誰か
- 虹橋
88年5月の『虹の喜劇（コメディ）』後記に代えるノート
