1956年6月、自由詩社から刊行された井上康文(1897~1973)の第12詩集。
私の著書の装幀は多く恩地孝四郎氏を煩はしていたが、この親しい友が亡くなつたので、装幀に困つたが、長男が苦心して書いたので、これをとることにした。(「あとがき」より)
目次
冬の姿(一九五五年)
- 冬の姿
- 処女雪に描く
- 秋の愛情
- メルヘン
天の糸(一九五四年)
- 濠端
- 富士を見る
- 流れ
- 愛すれば
- 長雨
- 老愛
- 生命の尊さ
- 天の糸
- いのち
- 母の日に
心の春(一九五三年)
- 山の靈気はいいね
- 秋の抒情
- 心の春
風景(一九五二年)
- 風景
- 都会
- ニヒル
- 潮ざゐ
夕暮(一九五一年)
- 夕暮
- 蜜蜂の生活
- 世紀の踊り子
- 悲劇
白磁の夢(一九五〇年)
- 崩れゆく美
- 花
- 秋
- 自分
- 秋の影
- 白磁の夢
- 秋風賦
- 夜の詩
- 幸福の詩
- 分裂する
喪失した愛情(一九四九年)
- 冬の庭
- 人生を書き直したい
- ぼろぼろの靴下
- 喪失した愛情
春の息吹(一九四八年)
- 無
- 春の息吹
- 荒磯
- 生活と花
眞実(一九四七年)
- 山茶花
- 筵
- 人生の姿
- 真実
- 椿
若さ(一九四六年)
- 船長
- 瀬戸内海公園
- 瀬戸内海
- 美の海
- 海の夢
- 若さ
- 春の呼鈴
- 天の糸
あとがき
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