1977年9月、牧神社から刊行された高橋順子(1944~)の第1詩集。
目次
解説にかえて 清水康雄
Ⅰ
- 星の軋み
- 花と鳥の話
- 夢
- オレンジとレモン
- りんごのようなこころ
- 道路の頸飾り
- つゆくさ
- 銀砂
- 夏の終り
- 夜空の色をしたコート
- 空の紙片
- お芝居のあと
- 青い魚
- 空の中の月
- 天の川
- 空の中の川
- 夕景色
- 隕石
- 雨の羽
- 長原というところで
Ⅱ
- 白い通信文
- 空
- ゆり
- 白花
- 母に
- 求める火
- 水
- 二十年の後
- 意志
- 海が湧いてきた
- 詩集
- しっけた風
- 七月
- 海でなかったら
- 海までの距離
- 貝殻みち
- 貝殻みちの後
- 声のための言葉
- 記憶
- 部屋の中で
- しろつめぐさ
- 窓の街
- 海辺の町
- 椅子
- まだ何かあるよう
- 雪
- 潮が来た