2017-08-20 飢えの原形 高木護 高木護 1983年8月、白地社から刊行された高木護(1927~)の散文集。版画は人見承門(1950~2015)、装幀は倉本修。 これはノートしておいたものである。詩でもない、詩文でもない。いわば、わたしがぶらぶら生きてきて、吐いてきた溜息を文章にしたようなもので、なんでもないものかもしれない。人がうまれて、少し生きて死んで逝くように、この文章もやがて消えて行くものかもしれない。それでも小本にしておきたいと思っていた。(「あとがき」より) NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索