1979年10月、駒込書房から刊行された鳥巣敏行(1938~)の第1詩集。ブックデザインは村上善男。栞解説は彦坂紹夫(1936~)。
目次
Ⅰ物語
- 物語その一
- 物語その二
- 西の果ての楽隊
- 西空
- 軽さ
- 離島まで
- 五島荒川
- 傘
- 胃の中の外燈
- 人魂
- 六箇の目玉
- 片渕町三丁目
- 黄色い輪
Ⅱ黙っている道
- 朝
- 雨
- 黙っている道
- 夜汽車
- 私が見たものは
- 風呂
- 西の空
- 動物
- 思い出
- 公園
- 無題
- 夜の道
- 宿酔
- 頭髪について
- 五月
- 沖
- 夕暮まで
- 夏だより
- 糞
- 昼の便所
Ⅲ積木の字
- 墓に近づく夜
- 一日
- 独言
- 王様
- 春陽ざし
- 花曇り
- 積木の字
- 夕日・楽隊
- 生命の成就
- 物語
- 皮膚の寝言
- 他人の台所
- 休日
- 身辺日和
あとがきにかえて拾遺《無言の日々》抄……