2013年10月、思潮社から刊行された吉田文憲(1947~)の第11詩集。写真、装幀は一色織花。栞解説は岸田将幸(1979~)。第44回高見順賞受賞作。
目次
- 顕れ
- 消息
- 剥き出しの
- 振動尺――若林奮に
- 消点(「生誕」1)
- 生誕(「生誕」2)
- さまよう息(「生誕」3)
- その人は(「生誕」4)
- 倒れたところが(「生誕」5)
- 水辺には(「生誕」6)
- ………………(「生誕」7)
- レクイエム(「生誕」8)
- 弱い光(「生誕」9)
- 人語ではない、(夜の)
- 呼びかけるもの
- 羊毛塚
- 残された声
- 記憶画
- 記憶の届かない場所
- 光
- この日
- ここにふりそそぐものを待っていた――Tに
- 反響、そして(反響する日々)
- いつもだれかに
- 水紋のゆらめき
注