1956年9月、現代社から刊行された畔柳二美(1912~1965)の短編小説集。装幀は桂川寛(1924~2011)。
ここに集めたものは、いろいろな雑誌に発表したものです。いろいろな、というわけは、文学雑誌もあれば婦人雑誌もあり、大衆雑誌といわれるものもあるからです。
したがって、子供っぽい作品もあれば、すましたのもあり、力んでかたくなっているものもあるようです。しかし、どの作品も、私自身は、精いっぱいの力をふりしぼって書いたと思っているのです。(「あとがき」より)
目次
- じゃがいも
- 山ぼたん
- 片笑くぼ
- 最初の五分
- 三角屋敷の住人
- 傷
- 深夜の小駅
- 四つの箱
- 湯気
- 断層
あとがき
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