1999年5月、土曜日術出版販売から刊行された木島始(1928~2004)の詩集。装幀は中島かほる。
目次
Ⅰ
- 夢のしわざ
Ⅱ
- 灰かぐら掻いくぐり
- やさしい悪童
- クーリング・タイム
- 巡礼おもう年齢となる
- ありふれた難問
- 厚い囲み
- 迷夢はらむ日夜
- 白日凄惨
- 失楽の孤独
- 親分たちの乾盃
- 青空を掴みそこねる・な・か・れ
Ⅲ
- 内部の風
- まなびあい
- 旅客機のなか
- ムガさん歩くとき
- 森の足音
- こころにくい風の出むかえ
- 香る蓮の精
Ⅳ
- みょうなつきあいうた
- うれないうらない
- むかでのでむかえ
- はらいたらいおん
- さそりのさそい
- くじゃくのくしゃみ
Ⅴ
- 一幕ひとり芝居 オーロラ・リーさん呼んできてよ
Ⅵ
- とめどない渦巻き
- 卍巴あるいは迷宮のなか
Ⅶ
- 青空と汚穢スキップ
- 守護天使たちのうた
Ⅷ
- 虹にさわる
- 本を閉じてまた
あとがき