1962年、東方社から復刊された川端康成(1899~1972)の長編小説。装幀は御正伸(1914~1981)。
目次
- 川に流れる子
- 夕顔の扉
- 美男コンクール
- ガラスの中の美少女
- まつりのあと
- 姫をまもつて
- 夜の町
- オウヴァの襟
- 酒場の女友だち
- 小さい歯
- 霜を踏んで
- その明くる朝
- インフルエンザ
- 待つていた
- 女らしく
- ハイヒウルとサンダル
- 瘦せた手に
- 底の見えそうな川
- ゆくえ知れぬ
- 故郷の雪
- 一人芝居
- 胸もとに
- 花模様の羽織
- 手袋のなか
- クリイン・ヒット
- 妙な町へ
- 似た人を見て
- 東京の雪
- 上野駅から
- ショオト・ヘヤア
- 終りのないように
- 夜のおそれ
- 寮の十二時
- 電話を借りて
- しかたのない人
- 古い写真
- 通り魔
- 寒椿
- 開院の前
- 彼岸近く
- 花散り
- ウェルカム・フッサ
- オウトバイで
- 朝の木蓮
- つばめ
- 間奏曲
- 揺れる巣
- 明るい五月に
- 暗い部屋で
- さまよつて
- 庭の若葉
- つとめ