2000年7月、書肆山田から刊行された江代充(1952~)の第5詩集。装幀は亜令。第8回萩原朔太郎賞受賞作。
目次
梢にて 庭
- 梢にて(おもてには…)
- 庭(路上から…)
- 草かげの講座
- 御者
- めぐる対話
- 異なる数の歌
- その段の近くで
- 希望表記
- 溝と二人で
- 午後の光
- 道
- 係留
- 野小屋
- 陰のみことば
- 片時の歌
- 時のひろがり
- 先生
- 境涯
- ラザロの夢
- 連環
- 庭(たがいをよく…)
- 梢にて(恋人のいた…)
- 明るい昼に家の戸は
- 悲しみ
- 聖ジュリアンの角
- お伽草子
- その日の起伏
- 兎
- 約束
初見の場所
- 道の女
- 小さな仕立屋
- 岸の語り
- みちしば
- マージャと共に
- 堰の水音
- 初見の場所
下位の小枝に
- 帰郷まで
- 行人
- 自序をもとめて
- 砂の小浜
- 小さな林にはいり
- 戸外の歌
- カタリナ
- 公示
- 素行
- めぐまれた指の飾り
- 川
- 道のほのお