1969年11月、假面社から刊行された知念栄喜(1920~2005)の第1詩集。装画は知念太郎、装幀は栃折久美子。画像は函欠。第20回H氏賞受賞作品。
目次
みやらび抄
- 優しいたましひは埋葬できない
- 試される村のかへらない夢
- 無生のうたを調べる時を
- 南の村のをんな
- 海の白い墓
- 眞夏の夜の女
- 旅人木の朝の繪
新詩集 伊勢物語抄
- 河の帶
- 鶯の訣れ
- 辛夷散る
- 水門
- エゴの別れ
- 運河を越える
髭の唄抄
- チロチロ
- のすたるぢやあ
- 死者の季節
- 火喰鳥
- 洪水の唄
- 魔子の唄
- 天使の時間
- 野蠻人
- 誕生石
- 春の日の對話
- 天寧寺をめぐつてゆく秋のこころの斷片
- 燃える
- 肖像
- 島へ