渇いた心 黒田三郎詩集

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 1957年、昭森社から刊行された黒田三郎(1919~1980)の第3詩集。挿画は福澤一郎(1898~1992)。

 一九五〇年から五四年までの五年間に、僕がかいたのは、この六篇の作品だけである。
 これが詩といえるかどうか、作者としては、ここにひとるの「渇いた心」があると告白するほかに、言うべき言葉を知らぬ。

(「あとがき」より)


目次

  • 微風のなかで
  • 妻の歌える
  • 一枚の木の葉のように
  • 白い巨大な
  • ただ過ぎ去るために
  • 引き裂かれたもの

あとがき


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