2018-01-02 渇いた心 黒田三郎詩集 黒田三郎 荒地 1957年、昭森社から刊行された黒田三郎(1919~1980)の第3詩集。挿画は福澤一郎(1898~1992)。 一九五〇年から五四年までの五年間に、僕がかいたのは、この六篇の作品だけである。 これが詩といえるかどうか、作者としては、ここにひとるの「渇いた心」があると告白するほかに、言うべき言葉を知らぬ。 (「あとがき」より) 目次 微風のなかで 妻の歌える 一枚の木の葉のように 白い巨大な ただ過ぎ去るために 引き裂かれたもの あとがき NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する