1982年11月、七月堂から刊行された菊田守の評論集。Ⅰは詩誌「砂」に、Ⅱは詩誌「銀河」「幻視者」に掲載された。
目次
Ⅰ
- 思い出
- 詩集『鉄塔のうた』
- 詩集『銀杏挽歌』
- 詩を書きはじめた頃
- 詩集『水勢のなかで』
- 杉克彦と詩友
- 詩集『伐採』
- 詩集『浮上の意味』
Ⅱ
- 日本人の自然観について
- 深い悲しみを湛えた眼差し――安西均の詩について(Ⅰ)
- 「須臾の少女」について――安西均の詩について(Ⅱ)
- ちがった意味を求めて――長島三芳の詩について
- 長島三芳その人と作品について
- 高田敏子の詩に於ける戦争体験の意味
- 落ちてきた胸のうち――村野四郎詩集『芸術』について
- 河邨文一郎訳『リルケ詩集』について
- 江頭彦造著『抒情詩論考』について
あとがき