1926年8月、交蘭社から刊行された吉井勇(1886~1960)の随筆集。画像は函欠。
目次
- 月あかり
- 蛇の戀
- 水屑
- ひと夜
- 佛書
- 浪華妻
- 淨瑠璃舟
- さすらひ
- 鳳山の死
- 宗達の幅
- 短衣亭
- 圓山月夜
- わが旅
- 霧の朝
- 山霧
- 山のあなた
- 山の精
- 山鶯
- 黒姫おろし
- 煩惱
- 紅葉遺箋
- 京の秋江
- 散歩
- 曼陀羅雲
- 伴天連の宿
- 黒姫山
- 寂寥
- うつそみ
- 狩場明神
- 初旅
- 二つの心
- 戀の闇
- はれやかに
- 戯れ
- なさけ
- 瞳
- 忌みごと
- 變化
- 夜の水
- 君が文
- 戀の墓
- 夜の囁き
- 露臺
- 寫樂の繪
- ぴすとる
- 鎌倉の冬
- 海邊の墓
- ひるがほ
- 濡髪
- 天の川
- 猛者
- 葦の葉
- 伊豆の山火
- 秋の夜
- 悲しき戀
- 酒中花
- 病みあがり
- 鳥邊山
- 雜魚寢
- つや物語
- 狂亂
- 指輪
- かさね
- 家根の草
- そぞろ歩き
- 遠山
- 遠き歌聲
- 隱棲
- 謀叛
- 櫛
- あらそひ
- 馬樂の家
- 狂馬樂
- 馬樂忌
- 灯よさらば
- 筑紫消息
- 或る夜
- 筑紫の土
- 舞姫
- 京の夜寒
- 酸漿
- 紅燈
- 解嘲
- 小木通ひ
- 野分
- 水のおもて
- うらみ
- 祗園月夜
- 馭者
- むささび
- 山火
- 酒場小景
- 慨世
- 酒の讃
- 蝋涙
- 病後
- 大川端
- 翌朝