織詩・十月十日、少女が 阿部岩夫詩集

f:id:bookface:20180328215026j:plain

 1986年6月、思潮社から刊行された阿部岩夫の第7詩集。表紙・本文デザインは芦澤泰偉、表紙CGは山口高。附録は栞「織詩ノート」。

 

目次

  • 三月十日、少女が
  • 鳥が襲う日
  • 日に雨戸を閉め
  • 醜い夢の像
  • 町の四つ辻を夢が走る
  • 三面鏡の声
  • 橋の下
  • 夢の中を女狐が走る
  • 旅にまぎれて
  • 大女が見える
  • 病床
  • ゆうぐれて坂を見えない水くだる
  • 水流のあとただ夢に立つ
  • 四頁小説夏
  • 木の鼓動
  • 風の幽霊
  • 火の風
  • 風の土
  • かたちもなく、暦に
  • 冬の夢のエスキス
  • 幽霊の匂い
  • 地名を走る
  • もの言わぬ死よ微笑をもってお受けください
  • ひとり衣服をつけている
  • 壱拾壱の終りに
  • 朗読のために声を織る
  • 異物感の中で
  • 聖域よ、もっと深く死ね
  • 盤の中の幽霊
  • 腹から空が
  • からだの海


NDLで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索