1950年8月、私家版として刊行された和泉克雄の詩集。
目次
老樹と噴水
- 春 老樹
- 晴れた日に 噴水
- 光の中で 老樹
- のちの日のために 噴水
- 古い夜に 老樹
- 黒い庭で 噴水
- 雲と鳥と 老樹
- 式る日の会議 噴水
- まだ花咲かぬ野薔薇をめぐって 老樹
- 或る少女に 噴水
- 或るもとめのために 老樹
- 午前に 噴水
- 午後に 老樹
- 溢れる器 噴水
- 雨のはじめに 老樹
- 雨のあとに 噴水
- ひとりの場所で 老樹
- 一日は他の目を継いで 噴水
- 野の隅で 老樹
- 夜の装い 噴水
- 眼る頃に 老樹
- 營み 噴水
- 粗い日に 老樹
- 日に奏せて 噴水
波紋と木魂
- 在るままに 波紋
- 伴侶のように 木魂
- 坐標 波紋
- 水死人 木魂
- 雨 波紋
- 風景 木魂
- 小船 波紋
- 夜 木魂
- 坂 波紋
- 坂 木魂
- 島 波紋
- 壁 木魂
- 火 波紋
- 埋葬 木魂
- 沃土 波紋
- 支柱 木魂
- 路上 波紋
- 丘 木魂
- 偽裝 波紋
- 混淆 木魂
- 河 波紋
- 橋 木魂
- 暗い花 波紋
- 黒い声の塊 木魂
天使と佳人
