1990年7月、サンリオから刊行されたリチャード・ブローティガン(1935~1984)の詩集。翻訳は池澤夏樹。1977年版の復刊。
目次
- 彼女は決して腕時計をはずさないの詩
- ボート
- 私立探偵印レタス
- 宿業(カルマ)修理キット
- オレンジ
- ゼロックス・キャンディー
- サンフランシスコ
- ざくろサーカス
- ポトレロ・ヒルののんべえたち
- 冬の最初の雪
- 寡婦の嘆き
- きみの出発対ヒンデンブルグ号
- 愛の詩
- 熱病記念碑
- アドレナリン・ママ
- 車輪
- 地図のシャワー
- チャイナタウンからの葉書
- 製材所
- そう、魚の音楽
- こんなに優しくやってもらったことはなかった
- きみのネックレスは洩っている
- ケチカンの銀の階段
- ビューティフルな詩
- 俳句救急車
- 驚き
- オフェリア凌辱
- 蠟燭ライオンの詩篇
- キクロプス
- ガリラヤのヒッチ・ハイカー
- 一九三九年
- フラワーバーガー
- 永遠の時
- サルバドール・ダリ
- 野球試合
- 気違い病院
- 虫のお葬式
- ポーカーの星
- 英国に捧ぐ
- カニ葉巻
- ひどい気持ちだ。彼女は
- シドニー・グリーンストリート・ブルース
- ぼくは二十世紀に生きている
- 鵜の城
- 恋人たち
- 十四行詩(ソネット)
- 星穴
- 新アメリカ住宅の中の航海
- 十一月三日
- 郵便配達
- 二月なかばの空の踊り
- 河は復還りゆく
- おしゃべりな蠟燭
- カフカの帽子
- 自動式の蟻の穴
- 象徴
- 競馬
- ピル対スプリングヒル鉱山の落盤
- きみがあんまりきれいなんで雨が降りはじめた
- 自然の詩
- 港
- 発見
- 喫茶店で
- べえー、永遠に
一九九〇年の訳者のあとがき
一九七七年の訳者のあとがき