樹上の猫 北村太郎

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 1998年10月、港の人から刊行された北村太郎(1922~1992)の未刊行文集。表紙画は北村太郎、装幀は吉冨浩。


目次

雪の六区

  • 東京市浅草区芝崎町一丁目十番地一号 
  • 大勝館
  • 雪の六区
  • 少年時――ごく単純な生
  • 怠け病の詩人――詩作四十七年

[童話]

  • 高いすべり台

樹上の猫

  • 木立にかこまれて 
  • ナイターの季節。
  • 街のすがた 
  • 一つ目小僧
  • 歯なし話 
  • ふしぎな事故
  • 軍隊というもの
  • 愛すべき動物たち
  • シット、シット!
  • 自転車
  • 向き不向き
  • 茶とコーヒー
  • スポーツは苦手
  • 電話
  • 新聞週間を前に
  • 文科と理科
  • ブラック・ユーモア
  • 秋から冬へ
  • お酉さまのころ
  • 座席
  • 植物の名
  • 四つの目
  • ことばの断絶 
  • 詩を打つ
  • 樹上の猫

[小説]

  • 暑い午後の寒いイメージ

五十年ひとむかし

  • 田村隆一――五十年ひとむかし
  • 吉岡実――『うまやはし日記』のことなど
  • 井上光晴――印象と詩
  • 阿部昭――阿部さんの短歌
  • 定田寛吉――包容力の大きい芸術論『書人外書伝』
  • 松村武雄――『冬の魞』をめぐって

冬の楽しみ

  • 外交の弱い国
  • 殴る・殴られる
  • 聖職 
  • 内部告発 
  • 冬の楽しみ
  • 食べもの・飲みもの――いいにおい
  • ファインプレー賞 
  • 指の記憶
  • 題をつける
  • 思い出の一冊――幸田露伴『猿蓑抄』 
  • グレアム・グリーンの遺産

横浜の下町

  • わが町・わが動物
  • ウォークマン
  • 不可解な行動 
  • 軽従浮薄 
  • 横浜の下町

[CD]

  • 朗読「墓地の人」

 


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