1964年12月、国文社から刊行された大木実と原田直友の少年詩集。装幀は多田昌平。『未来』(大木実)以降の自選25篇と、『木かげのベンチ』(原田直友)以降の25篇。
目次
・大木実集
- 冬のゆうがた
- 兄弟
- 次郎
- さざんかのかげ
- つまらない日よう
- くせ
- 安井先生
- 成長
- 美しい花のかげには
- 未明
- 早春
- 初雪
- 女の末っ子
- いもうと
- 小豆が煮えている
- 初夏
- たなばた
- 皿
- 指
- 父の背
- 娘
- 初旅
- あらしのあと
- 清水あふれるところ
- 少年に
・原田直友集
- お聞き
- 命
- 夏の終わりの海
- スイッチョ
- 山から降りてきた人
- ひとりっ子
- さか上がり
- 心配
- きんぎょのお墓
- せみ
- 足音
- 春の空
- もうひとりのぼく
- 時計
- 大きい声
- 虫の好きな少年へ
- え顔
- しっぽ
- さびしくなると
- よかったね
- 宿題
- 聞いたろ
- 丘の畑
- 海
- 小鳥と若者と老人
あとがき