2007年8月、思潮社から刊行された金太中の詩集。装幀は呉炳学。金太中はカナモトの創業者。
目次
- 白磁の壺
- 羅漢
- 七十六歳の誕生日に謳える
- 見える――
- 仮面の人
- 無明
- 狂気
- 流れ
- 古い地図を眺めていると
- 老いの日日
- 旅人
- 無限のなかで
- 花見に寄せて
- 年をとると
- 滝を浴びる裸婦
- 夢現
- 不快なる朝 詠める――
- 空
- 山荘で
- Xへ――
- 空白のなかで――
- 時の流れ
- 化石の如き記憶
- ひとり旅
- わが肖像画に寄せて
- 同期会で
- <小さな悦び>
- 夢のなかの風景
- 上海の朝
- 時には
- 仮面と向き合う老人
- <その昔>
- くらげ
- 戯レ唄
- 偶感
- 金婚の日が過ぎて
- ひろみ 挽歌
あとがき