詩でしかとらえられないもの 1910~1975詩人論 新城明博

f:id:bookface:20180810212946j:plain

 2003年10月、文芸旬報社から刊行された新城明博の評論集。装幀カットは鈴木五郎


目次

Ⅰ 個人の内面に沈潜した詩人

  • 序の章「近代詩の萌芽」の重要な時期としての一九一〇年から一九一二年について
  • (一)大手拓次について
  • (二)萩原朔太郎について

Ⅱ 詩の問題を超えて人間的に広い視野で日本文化に総合的にかかわった詩人

Ⅲ 農民の詩及農民に対する私のイメージ

  • (一)「木靴の巾ほども退かない」
  • (二)渋谷定輔詩集『野良に叫ぶ』について
  • (三)農民に対する私のイメージ

Ⅳ シュルレアリスム詩の日本的展開

Ⅴ 一九三四年から一九四四年までの思惟の狭窄時代に於ける四季派とコギトについて

Ⅵ 詩人論

Ⅶ 「老年の文学」としての詩(西脇順三郎他)
Ⅷ 一九四五年から一九七五年頃にかけての 戦後詩」についての私的思案

〈付記〉ゼミナールのための”詩と詩論入門”巻末併載


NDLで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索