1925年6月、アルスから刊行された前田夕暮の第2詩文集。装幀は恩地孝四郎。画像は裸本。
目次
- 春
- 蕗の薹
- 若布賣
- 人形遣
- 蓬圑子
- 自然の姿
- 村祭
- オルガン
- 麥ふみ
- 畦とび
- 鞠
- 鰻釣り
- 椿の花
- 漆掻きの老爺
- 春
- 月夜
- 種紙の青む頃
- 田螺
- 野燒の夜
- 蜂
- 地蟲
- 村醫
- 春の水
- 放尿
- 畦草に眠る
- 眞晝
- 夏
- 屋根の上
- 壁を塗る人
- 篠竹
- はんめう
- 金魚
- 麥のあかるむにほひ
- 夏の夜
- 田の畔
- 旅人と犬
- 茱萸
- 天竺牡丹
- ひやくはつたい
- 火ぶり
- 山に行く老爺
- 幻燈
- 秋
- 夜話
- 溝萩の咲く頃
- 胡麻殻
- 自然の斷片
- 栗のいが
- 越後獅子
- 冬
- 家出
- 鶉取
- 雪炎
- 夢
- 頬白追ひ
- 鴫取
- 老婆
- 鐘の鳴らぬ夜
- 木枯
- 霜夜
- 雜
- 雲雀
- 端書
- 富藏
- 小詩篇
- 印旛沼風景
- 早春抄
- 初夏小景
- 麥秋
- 詩二篇
- 私は仕合せだ
- 山村暮鳥を憶ふ
巻末小記