1975年12月、明治書院から刊行された黒田三郎(1919~1980)の詩論集。1969年版の改定本。
目次
詩との出会い
- 一煤煙と青い空
- 二基本の形
- 三現代詩とは
- 四教科書の詩
- 五続教科書の詩
- 六詩のブーム
- 七「わからない」と言う人
- 八自分は見た
- 九美辞麗句
現代詩の問題点
- 一現代詩はなぜ難解か
- 二戦後詩の出発
- 戦争の傷痕は消え去ったのか
- 一貫して生きた光太郎と達治
- 敗戦直後の二〇歳代詩人
- 新たな革新の嵐の予感
私の詩
創造の過程と詩の要素
- 一インスピレーション
- 二イメージ
- 三メタフォア
- 四語感の変化
- 五ことばと映像
実作にあたって
- 一行分けや行替え
- 二詩作と実生活
- 三いい先輩いい仲間
- 四詩的形容と実感
- 五一人の私一億の私
- 六詩の多様性
- 七文字かことばか
詩をよんで考える
- 一イメージの転化
- 二変化する視点」
- 三体験と表現
日本語を考える
よい詩が備えている条件
書評等
詩人・黒田三郎の生涯をかけた愛の言葉『詩の作り方』前編(新しい「古典」を読む finalvent)
詩人・黒田三郎の生涯をかけた愛の言葉『詩の作り方』後編(新しい「古典」を読む finalvent)