1968年11月、洛神書房から刊行された天沢退二郎の評論集。
目次
1
- 詩と言葉・時評一九六七
- 状況への序言
- 語られる言葉の河へ/現代詩とエテロトピー構造
- 海への渇きの主題について/虚構への意志/言葉の暴虐
- ことば自らの出現と恐怖/ピーター・ダックの蟹/作品の運命
- 現代詩の倫理
- 詩はどのように可能か
- シュルレアリスムの継承
- 詩と状況・時評一九六三
- われわれは記憶を失っていないか
- ぼくら、きみを名づける/詩はぼくらを待っている
- 作品時評・一九六六
- 入沢康夫「帰還」/清岡卓行「四季のスケッチ」/吉増剛造の最近作
- わが現在詩点
- 詩のはじまり・詩の運命」
2
- 宮沢賢治論素描
- 村野四郎論
- 吉岡実論おぼえがき
- 加納光於論おぼえがき
- 画家アンリ・ミショー
- ジャン・リュク・ゴダール
- ジャン・リュク・ゴダール再論
- ルイス・ブニュエルの未知の部分
- ヒッチコックのサスペンス構造
3
- 異国の詩と現実覚えがき
- 時間錯誤の国で
あとがき