1996年5月、編集工房ノアから刊行された福地邦樹(1931~)の第3詩集。装幀は福地夕紀子。福地は伊東静雄に師事。「果樹園」「海峡」「四季」「柵」同人。
目次
自画像
- 自画像
- 電車の中で
- 猫
- 猫の恋
- 風
- 畑
- 梅雨明け
- 手芸材料店
- 女の匂い
- 三余の窓
- ひる酒
- 乳コンプレックス
- 三女の猫
- 犬の顔
- アカシアの花
- スカトロジー
- 土左衛門のはなし
- わが畑
- 見合い
- ソクラテス
- アナロジイ
- 冬鳥
- 夢Ⅰ
- 夢Ⅱ
- 夢Ⅲ
- 女性のおしゃれについての一考察
- 男性のヒゲについての一考察
- 乳花
- 日記
- 洗濯石鹸とへその垢
- 夏の憂鬱
- キリストの商人
植物が好き
- 魚の食事
- 同窓会
- 夕暮れの道
- ダシジャコの話
- 賢治の修羅
- 桜の花の下
- 三匹のコリー犬
- 口紅についての一考察
- 風邪ひみ
- 晴耕雨読
- うちの猫
- 果実への偏執
- へたな話
- 空気頭
- 木登りの名人
- 葱売りの赤葉
- 植物が好き
- 燕
- 饒舌について
- モダニズム考
- チョウセンアサガオを食べた話
- 旅先で独りで観たショー
- 怠惰な百姓
- 俺の前生
- 魚の悲しみ
- 猫について
- 嫁菜摘み
- 病気の頃
- 夢について
- 同期会
隠者願望
- 犬の飼主
- 鴉の鳴き声
- 隠者願望
- 留学生
- 畑の害虫ども
- 母親について
- 独り言
- 初孫
- 大道の物売り
- 棒ぐい
- 寝酒
- 最初の記憶
- 女の表情
- 心象風景
- 二番目の記憶
- 夜のリンゴは悪魔のリンゴ
- 二人の孫
- 人の付き合い
- 酔っぱらい
- 読書
- 私の夢
- 御馳走
- 兼好と長明
あとがき